世界最大の皇室庭園・承徳避暑山荘の建立開始300周年を祝う盛大な式典が5日に催された。国家文物局、河北省人民政府等が主催した一連の祝賀行事は、避暑山荘と外八廟が持つ魅力的な外観と重厚な文化を人々の面前に現した。
我が国に現存する皇室の遺物の中で、避暑山荘とその周辺の寺院群には独特の風格がある。避暑山荘は1703年に建立が始まり、1792年にほぼ完成し、1994年にはユネスコにより世界文化遺産リストに登録された。避暑山荘は564万平方メートルもの広さがあり、中国の南方、北方それぞれの造園技術の粋を集め、北方の特色である雄壮さと江南地方独特の麗しさを兼ね備え、人の手の入った景観と自然の生態が堅く結合している。それは古代の建築技術、造園技術、宗教芸術を集大成させただけにとどまらず、彫刻、詩歌、書道、絵画、手工芸等多方面に渡る芸術を派生させた。山荘の東側と北側では、たくさんの星が月のまわりに集まるかのように12の廟を守っており、漢民族、満洲族、モンゴル族、チベット族それぞれ特有の宗教建築の良さを融合させるとともに、宗教的特色と庭園の構造をも融合させ、様式は異なるが調和のとれた巨大な寺院群を形成した。